今年も革製手帳カバーの製造が佳境に入っております。
現在作成中の革製手帳カバーは、某企業様からご依頼いただいている
年末年始にお世話になった方々にお配りする
プロモーション用の手帳カバーです。
季節ものですので、納期は絶対です。
11月中に、全ての納品を終えます。
革製手帳カバーには、年号を刻印するタイプ、社名やロゴを刻印するタイプ、
両方を刻印するタイプ、何も刻印しないタイプなど様々です。
その中で個人名を刻印するご注文が、年間3,000冊ほどあります。
この個人名入れですが、以前(7年〜8年前)は外注に依頼しており、
それも活版で1文字ずつアルファベットの版を並べて型に入れて押していました。
このやり方、金押しのバラつきが多かったり、
並べ間違え(スペルミス)があったり、
作業自体も非常に時間がかかっておりました。
そこで当社ダイヒロは、名入れの機械を7年ほど前に購入。
フランス製でかなり高価な機械でした。
これは簡単に言うと、文字を押すのではなく
書くというのが正しいと思います。
セラミックのペン先を200度の温度に熱し
文字を書くようにペンが動き刻印していきます。
パソコンに個人名のデータを入力し、
機械本体にデータを送ると自動で刻印してくれます。
ただし、手帳カバーは1冊ずつセットしないとなりませんが。
これによってスペルミスは無くなり、時間もかなり短縮されました。
今年はベトナムの生産が不安定だった事もあり、
短期間で個人名を仕上げなければならなかったため、
この機械には随分助けられました。
この名入れ機、手帳カバーの名入れだけではなく、
他にもいろいろなことができます。
手帳カバーなど皮小物の名入れが必要な方は
お気軽にお声がけくださいませ。
※お問合せ先
https://www.daihiro.asia/contact
東京とベトナムで、高品質な
財布・革小物を作る工場を経営している
伝統と高い技術の財布職人集団
有限会社ダイヒロ
営業部長 川俣 匡功