台風19号の影響と教訓

現在、ダイヒロのベトナム財布工場は、

お客様のご注文のおかげでフル稼働しております。

 

ところが、

 

先日の台風19号によって、様々な問題が発生しました。

 

主に材料の輸出と製品の輸入です。

 

革や金具など、現地で財布の材料を調達することもありますが、

日本から財布の材料を輸出することもあります。

 

先日は台風の影響で、12日の成田発のフライトが欠航になり、

12日夜にホーチミン着で予定していた財布の材料が15日着に遅れました。

 

輸入に関しても同様で、サンプルや細かい商品などは

DHLを利用することがありますが、

順調にいけば出荷日の翌日午後に受け取るこができます。

 

しかし、今回は11日に工場を出したDHLが

台風の影響で荷物を受け取れたのは15日になりました。

 

14日が祝日でお客様もお休みだったという事もあり

何とか対応できましたが、今後このような心配の無いよう

何事も早め早めで進めていかないといけないと感じました。

 

先月の台風15号が直撃した時は、1日早くベトナムから帰国していて

成田の混乱には遭遇せずに済みました。

 

今回の19号の際は、2日前に帰国していたため再度難を逃れましたので、

個人的には不幸中の幸いだったのかなと。

 

国内の財布工場でも12日は午前中で仕事を切り上げ、

生産途中の革小物商品は、もしもの時のために全てビニールで包み

雨漏れ対策を施して退社しました。

 

幸い台風による影響は何もありませんでしたので、

国内工場も台風明けから元気にフル稼働しております。

 

今回の件で、当たり前に出来ていることへの感謝と

事前準備の強化を強く感じました。

 

台風の被害に遭われた方々には、一刻も早い復旧を

心から祈念しております。

 

 

 

東京とベトナムで、高品質な

財布・革小物を作る工場を経営している

伝統と高い技術の財布職人集団

 

有限会社ダイヒロ 

営業部長 川俣 匡功