僅か5ミリの品質にこだわる日本人財布職人としての職人魂

これは胸を張って言い切れますが、
日本の職人の品質へのこだわりは世界一だと思います。

財布作りの世界も同じです。

むしろ、お客様には分かり難い程に
細部の仕上がりの美しさにこだわりを持ってます。

例えば、写真の財布は友人が持っていたあるブランドの財布ですが、
ファスナーが止まる位置が見えますよね?

私はこれが気になるのです。

ファスナーのエンドをこの位置にすることによって
開閉口の幅が5mm程短くなるではないですか・・・

私なら、このファスナーの端は、財布の内部までまわしこむ形で取り付けたい。

ファスナーの端を見えない位置まで入れ込むことで
開閉口の幅が広くなって、使いやすくなると思うのです。

見た目はどうでもいいことかもしれませんが
その違いは、使ってみると分かるはずです。

このような、見ただけでは分からないけれど
使ってみたら感じる使いやすさや、フォルムの美しさなど
そこまで考えて財布を作っていきたいんです。


今やモノは使い捨ての時代ですが
職人として、このこだわりや想いは
これからも大切にしていくつもりです。



ベトナムで一番品質が良い財布工場

有限会社ダイヒロ
代表取締役
井戸 啓晶