社長とスタッフ紹介

モリト株式会社に努めていた頃、

ダイヒロの担当をしていたことが井戸社長との出会いのきっかけ。

当時はサンプルの制作を、井戸社長によく依頼していたのですが、

コスト面、デザイン面、施工面など、全てに置いて

こちらの要望以上の提案をしてくれるので、驚いていました。

とにかく井戸社長に頼むと、営業しやすい状況を作ってくれるんです。

心から信頼していましたし、一目置いていました。

やがて井戸社長から声をかけられ、ダイヒロへの転職を即決。

上場企業から、給料が下がる中小企業への転職を危惧してくれる

方もいましたが、財布を始め、革の小物に関する製造や営業の

ノウハウを全て教えてくれた井戸社長の元で働けることは

むしろ幸運でした。

とにかく当社が作る財布は丁寧で、質が高い。

井戸社長は、日本人の財布職人としての技術や知識は超一流だと思う。

でも彼は、決して寡黙な職人ではありません。

もっとこうした方がいい・・・

ここは、こう改善できる・・・

とにかく提案します。よく話します。

本当に財布づくりが好きな人なんだと思います。

元発注者の立場からすると、ダイヒロに頼んで任せていれば

全て順調に進むので、発注者は極めてラクだと思います。

今は営業の責任者の立場の私ですが、いつの日か、

職人としての財布作りも、井戸社長から学びたいと思っています。

私の父は頭が良い人で、大の親日派。私を含めた4人の子どもは、

全員が日本留学経験者で日本語を話します。

私も3年間、岐阜県の車関連の会社でエンジニアとして働き、

帰国後に井戸社長と出会いました。

一緒にサイフのベトナム工場を立ち上げた当初は、

私自身のサイフに対する知識と経験不足が原因で赤字スタートとなり、

大変苦労しましたが、今ではベトナムナンバーワンのサイフ工場だと、

胸を張って言えます。

井戸社長は、ハッキリモノを言う人で、指導は厳しいですが

言った事は必ずやりますし、やった事は必ず上手く行きます。

また社員と、モノ作りに対する愛情を強く感じます。

仕事中は極めて厳しいのですが、プライベートでは

社員みんなに気を配ってくれるんです。

こんな愛情深い日本人、見たことがないです。

この人とは、一生一緒にお仕事がしたいと考えています。

大工の父の血を引いているので、手先は器用な方だと思います。

日本には日本車のシートを縫製する研修で、3年間岐阜県に留学していました。

日本の魚の味と、新鮮な水の味と香りが忘れられません。

また私は、日本の四季折々の景色が大好きで

特に春の桜の美しさに心を奪われました。

どうしても日本の仕事がしたくて、帰国後にこの会社に入社しました。

この会社は、どうやったら美しいサイフを、手早く作れるか、

命令ではなく、自分の頭で考え、工夫します。

井戸社長は、僕たち工員を信じて任せてくれるので

サイフ作りの仕事を、とても楽しんでさせていただいています。

養豚、養鶏で生計を立てている両親に育ててもらい、

日本にも留学させてもらいました。

名古屋で車のシートの縫製の仕事を学んだのですが、

日本人は聞けば何でも教えてくれて、親切でした。

今はサイフの職人ですが、サイフは色んな種類があって

全て作り方が違います。この仕事、奥が深くて面白いです。

またこの会社は、今はまだ小さいですが、

仕事はドンドン入ってくるし、サイフ職人の数も急速に

増えてきているし、働いていて楽しいです。

将来が楽しみで、働き甲斐がある会社だと思っています。

以前から日本の文化に興味があった私は、

日本のプラスチック部品工場の会社で三年間の修行経験があります。

日本の国土は、四季毎に変わる景色がとても美しく、

この美意識を時代を超えて大切にしているんだと感じました。

また、当時お世話になっていた会社の日本人の方は

みなさん時間の使い方に無駄が無く、仕事を丁寧に、

大切にする心を学びました。

サイフ製造の技術については、井戸社長に一から学びましたが、

サイフに関するこだわりや、段取り、志、技術力、材料の選択眼、

機械の精度など、全てが世界ナンバーワンだと思います。

今はお客様の事を考えながら、丁寧に綺麗なサイフを作る

この仕事が心底好きです。

会社のチームワークも良く、毎日、井戸さんやスタッフのみんなに

会うのを楽しみにして出勤しています。

僕はサイフ制作のキャリアが約8年ありますので、

だいたいどんな形のサイフでも作り方をマスターしています。

以前は韓国資本のサイフ工場で働いていましたが、

今の会社の方が、自分で考える自由があるので、

とても働きやすいです。

命令では無く、信じて任せてくれるし、優しいです。

以前の会社は、少しの傷や汚れが商品についても流していましたが、

当社では絶対にNGです。

サイフ製造に関して、技術力も品質管理も職人の心得も

以前の職場より、当社の方が上回ってると思います。

当社は社内でのスタッフ同士の争いも無く、

みんな指示通りにスムーズに仕事を進められます。

この点も、前職と違うところです。

ダイヒロはとにかく働きやすい。

良いサイフを作る環境が全て揃っていると思います。

縫製の仕事のキャリアは計約6年。

洋服の縫製の仕事を二年勤めた後、今の会社に移り、三年が経ちます。

服の縫製時代は、とにかく早さを求められましたが、今の会社のサイフの

縫製仕事には、早さ以上に、正確さや丁寧さを重視しています。

本革素材には、キズやミシン跡が残りやすいのですが、

当社ではそれは許されません。

そうなればそれまでの作業が全て無駄になります。

革の縫製には、本革素材には、キズやミシン跡を残さないようにする

コツがあります。

先ずはミシンの調子が一番大切。常にミシンの整備を欠かしません。

後は糸の色のチェックし、縫うスピードを慎重に調整しながら、

縫い幅にも気配りしつつ、丁寧に縫い上げます。

以前勤めていた会社は、スピード重視で品質はひどいものでしたが、

当社はとにかく、丁寧で美しいプロの仕上がりを重要視しています。

それが職人の誇りであり、プロと呼べるレベルだと認識しています。