コロナ禍の財布業界の影響とダイヒロの現状報告

日緊急事態宣言が解除され

東京も徐々に人の流れが増えてきております。

 

正直、約2ヶ月の間百貨店や量販店など、

殆どの店舗が休業していた影響は

弊社にとって決して小さくありませんでした。

 

緊急事態宣言前にご注文いただいた分を

4月5月にお客様に納品しましたが、

店舗休業のためお客様は店舗に卸すことができず

お客様の元に在庫になっている状態です。

 

この在庫が少なくならないと

次の仕事が始まらないというお客様もいくつかございます。

 

ベトナムの工場も100%日本向けですので

従来よりは仕事が減っています。

 

休みにするほどではありませんが、

残業を減らすなどして調整しております。

 

4月以降はベトナム入国ができず

現地の財布工場には行けておりませんが、

品質維持、生産調整、サンプル依頼などは

電話やメール等で綿密に行っているのでご安心ください。

 

直接工場で指示が出来ない分、

特に品質に関してはいつも以上に細かい確認と注意を

意識して財布の生産を継続しています。

 

日本では非常事態宣言が解除され、

ようやく多くの店舗が再開されましたが

コロナ前のようになるにはまだまだ時間がかかると思われます。

 

まだまだ予断を許さない状況が続きますが、

先代から引き継いだ、当社ダイヒロの

財布作りに関する知識や技術、道具たちは

絶対に後世に残すべき無形資産だと自負しています。

 

そのために、この未曾有の事態を

何としてでも乗り越える覚悟でございます。

 

今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

 

 

 

 

東京とベトナムで、高品質な

財布・革小物を作る工場を経営している

伝統と高い技術の財布職人集団

 

有限会社ダイヒロ 

営業部長 川俣 匡功